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帯広

おびひろ
名詞
1
標準
文例 · 用例
これが泊に着くと、大形の裕衣に変つて、帯広解で焼酎をちびり/\遣りながら、旅籠屋の女のふとつた膝へ脛を上げやうといふ輩ぢや。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
これが泊に着くと、大形の浴衣に変って、帯広解で焼酎をちびりちびり遣りながら、旅籠屋の女のふとった膝へ脛を上げようという輩じゃ。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
六頁にして、帯広のアノ新聞を買つて了つて、釧路十勝二ヶ国を勢力範囲にしようと云ふんだ。
石川啄木 病院の窓 青空文庫
』『然うなると君、帯広支社にだつて二人位記者を置かなくちやならんからな。
石川啄木 病院の窓 青空文庫
六頁になつて……釧路十勝二ヶ国を……帯広に支社を置いて……田川が此方に居るとすると俺は要らなくなるし……田川が帯広に行くと、然うすると俺も帯広にやられるか知ら……ハテナ……恁うと……それはまだ後の事だが……今日は怎か知ら、今日は?
石川啄木 病院の窓 青空文庫
その時私は、東京有楽社のグラフイツクを代表して御一行に扈従して函館から、札幌、小樽、旭川、帯広と順々に釧路へ行つた。
野口雨情 石川啄木と小奴 青空文庫
お母さんがあいぬだそうだ」「じゃ、北海道のどこかなのね、お国は……」「うん、帯広って処だそうだ」「あなた好きなのでしょう」「好きだよ」「どんなに好きなの?
林芙美子 帯広まで 青空文庫
「いゝ気味だ」と伊代は広告を見るたび痛快がっていたが、九月に這入った或日、九太は一家中引きはらって新しい妻の故郷である帯広へ移って行ったと云うたよりを、階下の神さんがどこからか聞いて来た。
林芙美子 帯広まで 青空文庫