幻辞.com

迫々

迫々
名詞
1
標準
文例 · 用例
……こうしてその、時間も空間も超越した変態性慾の幽霊が、先刻も話した通り毎日毎日、当てなしの労働を続けて行くうちに、迫々と屁古垂れて来た。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
中川も一々|賞翫して自分の主張せし五味の調和説が迫々行われんとするを悦び「小山君、支那人の五味調和説も段々研究してみると西洋の生理学に暗合しているから妙だね。
春の巻 食道楽 青空文庫
かくて一二年の間に菓子や二軒にて喜太郎をまねてねりやうかんをせいし、それもめづらしかりしに今は江戸の菓子やはさらなり、迫々弘り此|小千谷にもあれば此国に市会をなす所にはかならずあるべく又諸国にもあるべしといひければ、蓉岳わらつて小倉羹もあり八重なりかんもあり、あすはまゐらすべしといへり。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫