息
いき
名詞頻度ランク #3485 · 青空 14092 例
標準
breath
文例 · 用例
そのやうな彼が棲息するに、ただもうゴマカルことを事としてゐるかの如き現代インテリ界は不適当なものであつた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
さてなが魂もいやにがき、深淵ぞ さうに違ひない、海を見てると溜息が出る。
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
ああ十字疾行する街路のうへそのするどさに日輪もさけびくるめき群集をこえて落しきたるを感じいのり齒をくひしめ受難の日のひくれがたわれつひに蛇のごとくなりて絶息す。
— 萩原朔太郎 『受難日』 青空文庫
村落の光る厩のうへに、かがやく愛の手は伸びゆきて、われの身は銀の一脈、ひそかに息づき生命はや絶えなんとする。
— 萩原朔太郎 『厩』 青空文庫
しだいに四方を眺むれば、遠き地平を超え、黒き眞冬を超えて叫びしんりつす、ああ聖地靈感の狼ら、かなしみ切齒なし、にくしんを研ぎてもとむるものを、息絶えんとしてかつはしる。
— 萩原朔太郎 『巡禮紀行』 青空文庫
葬儀は郷里兵庫県で行ふとあり、息を引取つたのは、東京に於てだとあつた。
— 中原中也 『逝ける辻野君』 青空文庫
トリスタン・コルビエールは、千八百四十五年、七月十九日、午前八時、モルレーに於て汽船会社の社長の息子として生れ、千八百七十五年、三月一日午後十時同所で死んでゐるから三十年に足らぬ生涯であつた。
— 中原中也 『トリスタン・コルビエールを紹介す』 青空文庫
また他の者たちは、西洋詩の生硬な直訳を思はせるやうな、息苦しい悪い趣味の詩を発表して新らしがつて居た。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
作例 · 標準
大きく息を吸い込んで、ゆっくりと吐き出してください。
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坂道を全力で駆け上がったら、途中で息が切れてしまった。
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獲物に気づかれないよう、ハンターは息を殺して物陰に潜んだ。
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長年の経験からか、二人の職人は言葉を交わさずとも息がぴったり合っていた。
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標準
concord
作例 · 標準
新しいチームに配属され、まずはメンバー間の息を合わせることから始めた。
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長年連れ添った夫婦は、アイコンタクトだけで互いの意図を理解する、阿吽の息だった。
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プロジェクトの成功は、チーム全体の息がどれだけ合っているかにかかっている。
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二人のベテラン職人は、言葉を交わさずとも息ぴったりの連携作業を見せた。
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標準
steam (coming off hot food, tea, etc.)
作例 · 標準
熱々のラーメンから立ち上る息が、写真映えするように計算されている。
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寒い部屋で、温かいお茶から立ち上る息を眺めていると、心が落ち着く。
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蒸し鶏から立ち上る息が、料理の繊細な風味を運ぶ。
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「ほら、このお吸い物、息が綺麗に出てるでしょう?」と、友人が得意げに言った。
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ウィキペディア
息(いき、breath)とは、口や鼻から はいたりすったりする空気のこと。特に はく空気(=呼気)のほうを指す。はく息を呼気と言い、吸う息を吸気と言う。 呼吸作用。→呼吸を参照のこと。 (音声学)声帯の振動を伴わない呼気。 (複数の人がひとつのことを行う場合の)調子。リズム。「息が合う」などと使う。 芸道の深い要領。
出典: 息 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0