帳付け
ちょうつけ異読 ちょうづけ
名詞動詞-サ変
標準
bookkeeping
文例 · 用例
三ちゃんは波屋書店の主人で、私が中学生時代からずっと帳付けで新刊書を買うていたのは三ちゃんの店であったし、三ちゃんもまた私の新しい著書が出ると、随分いい場所に陳列して売ってくれていたし、三ちゃんの店が焼けたことは感慨深いものがあり、だから、顔を見るなり、挨拶もそこそこにその事を言った。
— ――戦災余話 『起ち上る大阪』 青空文庫
ただの土方兼帳付けであつて、外の何者でもなかつた。
— 葉山嘉樹 『万福追想』 青空文庫
又是程大な事件はなきに、一錢二錢の出し入れを洩さず帳付けながら、今夜妻が孕んだらしいと書いておく人は先づないらしい。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
けれど保証人のない私は宿屋の帳付けにも、蕎麦屋の出前持ちにもなれなかった。
— 佐藤垢石 『みやこ鳥』 青空文庫
亭主多吉は深川の米問屋へ帳付けに通っているような人で、付近には名のある相撲の関取も住むような町中であった。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
支払いの分としては、御用御通行そのほか込み合いの節の人馬雇い銭、御用の諸家休泊年内|旅籠の不足銭、問屋場の帳付けと馬指および人足指と定使いらへの給料、宿駕籠の買い入れ代、助郷人馬への配当、高札場ならびに道路の修繕費、それに問屋場の維持に要する諸雑費というふうに。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
一、新規の伝馬所には、元締役、勘定役、書記役、帳付け、人足指、馬指など――一役につき二人ほどずつ。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
その方どものうち申し合わせ、または鬮引き等にて元締、勘定、書記の三役を取りきめ、帳付け以下の儀は右三役にて相選み、人名一両日中に申し出づべきこと。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
毎日の売上を帳簿に帳付けするのは、経理担当者の大切な仕事だ。
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彼は、手書きで一つ一つ丁寧に帳付けを行っている。
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帳付けのミスが原因で、期末の決算に大きな遅れが出た。
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