尋ぬ
たずぬ異読 たんぬ
Nidan verb (lower class) with 'nu' ending (archaic)動詞-他動詞
標準
to ask
文例 · 用例
雨催の空濁江に映りて、堤下の杭に漣※寄するも、蘆荻の声静かなりし昔の様尋ぬるに由なく、渡番小屋にペンキ塗の広告看板かゝりては簑打ち払う風流も似合うべくもあらず。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
首尾の松はこのあたりに尋ぬべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
尋ぬべき名師は大概尋ね尽し、探るべき心疑も殆ど底を傾けたらしい。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
と医師の尋ぬるに泰助は振返りて、「宜しい、おはいんなさい。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
まてしばし人を尋ぬる身にしあれば、人の形をなしたる物は、何まれ心を注くべきなり。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
月ならぬ眞晝の緋葉を潛つて、仰げば同じ姿に、遠く高き峰の緋葉は蒼空を舞つて海に散る……を鹿なく此の山里と詠じけむ嵯峨のあたりの秋の頃――峰の嵐か松風か、尋ぬる人の琴の音か、覺束なく思ひ、駒を早めて行くほどに―― カーン、カーンと鉦の音が細く響く。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
其時銘誌を尋ぬるに得ることなく、誰が冢たるを知らずと云ふ。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
道を尋ぬれば家を去ること正に八百里程。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
作例 · 標準
古の賢者に、幸福の定義を尋ぬべく旅に出た。
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通りすがりの旅人に、都への道を尋ぬれば、指をさして教えてくれた。
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「汝、いずこより来たりしか」と、門番が厳しく尋ぬ。
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標準
to search
作例 · 標準
深い霧の中、行方不明になった愛馬の足跡を尋ぬ。
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伝説の宝が眠るという洞窟の入り口を、古文書を頼りに尋ぬ。
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亡き母の面影を尋ぬべく、生まれ故郷の村を数十年ぶりに訪れた。
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