長ずる
ちょうずる
動詞-ずる変動詞-自動詞
標準
to grow
文例 · 用例
数※社参する中に、修験者らから神怪|幻詭の偉い談などを聞かされて、身に浸みたのであろう、長ずるに及んで何不自由なき大名の身でありながら、葷腥を遠ざけて滋味を食わず、身を持する謹厳で、超人間の境界を得たい望に現世の欲楽を取ることを敢てしなかった。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
長ずるに及んで、いよいよこの犬の無能が暴露された。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
汝見ずや、市肆の賤類、朝暮の營みに齷齪たるもの、尚ほ一事の長ずるあり、汝學ばずして何をかなすと、叔公大目玉を食はす。
— 泉鏡花 『花間文字』 青空文庫
私も初手の内は二軒三軒と心覚えにしておいたが、蛇の道は蛇じゃ、段々その術に長ずるに従うて、蔓を手繰るように、そら、ぞろぞろ見付かるで。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
ひとに嘘をつき、おのれに嘘をつき、ひたすら自分の犯罪をこの世の中から消し、またおのれの心から消そうと努め、長ずるに及んでいよいよ嘘のかたまりになった。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
助長とは讀んで字の如しで助け長ずるのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
然るに漸く長ずるに連れて、誰しも何かに凝り出す。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
そこで氣の上り過ぎる習が付けば、聰明は少しく長ずるが、頭勝になつて仕舞つて、激し易く感じ易く、或は功名にあてられ、或は戀慕に墮ち入りて、夜も安らかには眠らぬやうになる。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は幼い頃から才能が長じ、将来を期待されていた。
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都会の喧騒を離れ、自然の中で子供たちを長じさせたい。
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経験を積むことで、人間は精神的に長ずるものである。
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標準
to be good at
作例 · 標準
彼は数学の分野で特に長じている。
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彼女は交渉術に長じているため、難しい取引も任されている。
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若い頃から絵を描くことに長じ、後に画家となった。
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