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ヘロイン

ヘロイン
名詞頻度ランク #36945 · 青空 35
1
標準
heroin
文例 · 用例
細民街のぼろアパアト、黄塵白日、子らの喧噪、バケツの水もたちまちぬるむ炎熱、そのアパアトに、気の毒なヘロインが、堪えがたい焦躁に、身も世もあらず、もだえ、のたうちまわっているのである。
太宰治 音に就いて 青空文庫
ヘロインは、ふらふら立って鎧扉を押しあける。
太宰治 音に就いて 青空文庫
みな寝しずまったころ、三十歳くらいのヘロインは、ランタアンさげて腐りかけた廊下の板をぱたぱた歩きまわるのであるが、私は、いまに、また、どこか思わざる重い扉が、ばたあん、と一つ、とてつもない大きい音をたてて閉じるのではなかろうかと、ひやひやしながら、読んでいった。
太宰治 音に就いて 青空文庫
そして、阿片、モルヒネ、コカイン、ヘロイン、コデイン等を扱う商売が軟派だった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
一号、二号、三号……というのは阿片、ヘロイン、モルヒネなどの暗号だ。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
阿片なら、三カ月間、吸いつゞけても、まだ中毒しない、しかし、ヘロインは、十日で、もう顔いろが、病的に変化するのだった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
一日でも、ヘロインがなければ、彼は、時を過すことが出来なかった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
殊に、ヘロインを売って、無茶な金を取ろうなどとは思ってもいないことを示す必要があると考えた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
作例 · 標準
捜査官たちは、海外から密輸された大量のヘロインを港の倉庫で押収した。
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ヘロインの乱用は心身を深く蝕み、一度依存してしまうと抜け出すのは極めて困難だ。
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その映画は、ヘロインに溺れていく若者たちの悲劇をリアルに描き出している。
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ウィキペディア

ヘロイン とは、バイエル社から販売されていたオピオイド系の鎮痛剤のひとつで、アヘンに含まれるモルヒネから作られる半合成オピオイドである。一般名はジアモルヒネ、化学的には、3,6-ジアセチルモルヒネと呼ばれる。いわゆる強オピオイドに該当するが、副作用があるため、現在では医用は稀である。一方、いくつかの国で出産時や心臓発作などの痛みを緩和したり、オピオイド置換治療に使用されている。

出典: ヘロイン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0