貴軍
きぐん
名詞
標準
文例 · 用例
すると、敵の司令官から、返書が来て“われは、貴軍の降服|申出に応ずるであろう。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
依ってマイカ要塞の心臓は、只今より当方が監視するから、直に貴軍の兵員を、発電所より去らしめられたい” と、本文が終って、そのうしろに、司令官の署名があった。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
貴軍はそも、敵か味方か」 玄徳のそばから大音で、関羽が彼方へ向って云った。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
洛陽にあっては、官騎都尉に封ぜられ、今、朝命によって、五千余騎にて馳せ来り、幸いにも、貴軍の火攻めの計に乗じて、逃ぐる賊を討ち、賊徒の首を討つことその数を知らないほどです。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
こよいの勝ち軍はひとえに貴軍の謀略と働きにあるのですから、玄徳殿が音頭をとるべきです」と、曹操も譲りあう。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
衆民、貴軍の蹄戛を待つや久し鉄扉、直ちに内より開かれ全城を挙げて閣下に献ぜん「よしっ。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫
――けれど貴軍の力で、賊を掃蕩してくれれば、もはや私という番人を失っても、村の老幼は、田畠へ帰って鍬を持てましょう。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫
城外四門へ監視隊を備え、また、城の内外を、たえず督軍で見廻らせて、逃散の兵は、即座に、首を刎ねてしまえば、すぐやんでしまうだろう」「そうも考えましたが、降服した私が、自分の兵とはいえ、貴軍へ無断で、配備をうごかしては……とその辺をはばかっておるものですから」「つまらん遠慮をするね。
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫