手の筋
てのすじ
名詞
標準
文例 · 用例
手の筋肉に疲労が残っている。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
手の筋肉に疲勞が殘つてゐる。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
――恐れ入りますが、先生の手の筋を拝見さして頂き度いのですが………記念の為めに」 余り宮坂の唐突な言葉に景子もやや呆れた。
— 岡本かの子 『ガルスワーシーの家』 青空文庫
宮坂のそのあまり熱心な様子が夫人に却って気軽な興味を覚えさせたらしく、夫人は一層乗出して来て夫の手の筋の説明を求めた。
— 岡本かの子 『ガルスワーシーの家』 青空文庫
ついぞ、おいでになりもせぬのに、そんなことが、といいますとね、手をお出しさない、手の筋を見てあげましょう。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
……お庇でね、おおん、お庇もおかしいですが、手の筋で、妻と握合いました。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
「ハハハハ、お手の筋だ。
— 幸田露伴 『貧乏』 青空文庫
だが、察するに鷹揚なところを見ると、その子せがれは万事がきっと上品で、顔なぞも割合にやさ形だな」「お手の筋、お手の筋。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫