豎牛
豎牛
名詞
標準
文例 · 用例
それ故、長じて後もこの牛に似た男は豎牛と呼ばれるのである。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
豎牛ももちろんそれは心得ている。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
病中の身の廻りの世話から、病床よりの命令の伝達に至るまで、一切は豎牛一人に任せられることになった。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
豎牛の孟丙らに対する態度は、しかし、いよいよ遜ってくる一方である。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
孟丙は、かねて話のあった宴会の日取の都合を父に聞こうとして、豎牛にその旨を通じてもらった。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
特別の事情が無い限り、豎牛の外は誰一人病室に出入出来なかったのである。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
豎牛は、孟丙の頼を受けて病室に入ったが、叔孫には何も取次がない。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
孟丙の家で鐘の完成を祝う宴が催され多数の客が来ている旨を、豎牛が答える。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫