日和る
ひよる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to wait and see
文例 · 用例
みよ兄は手に水桃をささげもち、いつさんにきみがかたへにしたひよる、この東京の日くれどき、兄の戀魚は青らみてゆきて、日毎にいたみしたたり、いまいきもたえだえ、あい子よ、ふたり哀しき日のしたに、ひとしれず草木の種を研ぐとても、さびしきはげに我等の素脚ならずや。
— 萩原朔太郎 『幼き妹に』 青空文庫
我れはその袖をつと捉らへて放つ事をなすまじく、母は嬉しさに物は言はれで涙のみふりこぼし給ふや、父はいかさまに為し給ふらんなど怪しき事を思ひよる。
— 樋口一葉 『あきあはせ』 青空文庫
佳い香水のかをりより、病院の、あはい匂ひに慕ひよる。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
かすかに伝ひよる衣ずれの音。
— 岡本かの子 『秋の七草に添へて』 青空文庫
(桂は春彦夫婦に扶けられて這ひよる。
— 岡本綺堂 『修禪寺物語』 青空文庫
靈魂よ、汝の輪廓に這ひよる脆い華奢な獸の哲理を知れ。
— 山村暮鳥 『聖三稜玻璃』 青空文庫
その肩に強い日光をうけて、知られざる哀愁が、彼女の胸にみちた 彼女は、足元に木の葉の影を落して、はひよる光りを見つめながら、電車の響きが、彼女の頭に心よいリズムをつけてゐるのを感じた。
— 素木しづ 『幸福への道』 青空文庫
ひるはひるゆゑあでやかにみちゆきびともゑまひながめどつきくさのほのかげにあひよるものはなくひとなるぞさびしけれ。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
作例 · 標準
彼はプロジェクトの成否が不確かなため、しばらく日和ることにした。
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状況が有利になるまで日和って、好機を待つ作戦だ。
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友達がやると言ったので、私も日和らずに参加を決めた。
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