主客転倒
しゅかくてんとう異読 しゅきゃくてんとう
名詞動詞-サ変
標準
reversing the order of (relative) importance (of)
文例 · 用例
主客転倒で、今度は新子がだまりこんでしまった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
寒帯文明が中心となってでき上がった人間の生活状態というものは、やはり主客転倒したものである。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
かういふ主客転倒のやうな状態が時々われわれを途方に暮れさせた。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
単に河野さんとのことばかりではなく、私や松本のことなんかも、主客転倒して一緒にはいっていたかも知れない。
— 豊島与志雄 『或る男の手記』 青空文庫
その土の仕事は無知な職人に任せて、絵付けを自分がしているなど、少なくとも作陶精神に於ては主客転倒している。
— 北大路魯山人 『なぜ作陶を志したか』 青空文庫
村田のことから妙に真剣になって尋ねだすと、いつのまにか主客転倒されてしまい、写真のことから少し深入しかけると、ふいに釣魚のことへはぐらかされてしまった。
— 豊島与志雄 『反抗』 青空文庫
どうしてこんなに主客転倒の有り様になったのであろうか。
— 三上義夫 『文化史上より見たる日本の数学』 青空文庫
作例 · 標準
本来の目的を忘れ、些細なことにこだわりすぎるのは**主客転倒**だ。
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会社の利益よりも、従業員の労働環境を優先すべきだという意見は、**主客転倒**ではない。
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**主客転倒**した状況では、問題の本質を見失いがちになる。
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