捏ねる
こねる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #36380 · 青空 233 例
標準
to knead
文例 · 用例
たゞ或る時は僅かな経済学的知識を持出してその裏付けとなし、或る時は自分の感傷にまかせてダダを捏ねるのである。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
お寒いのに、なぜ、おとり申上げた村里の宿へお出でになりませんの」 翁は頑是ない子供が、てれながら駄々を捏ねるように、掌に拳を突き当てつつ俯向き勝ちにいった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
田舎は厭だと駄々を捏ねるのを、守膳が老功で宥め賺し、道中土を蹈まさず、動殿のお湯殿子調姫という扱いで、中仙道は近道だが、船でも陸でも親不知を越さねばならぬからと、大事を取って、大廻に東海道、敦賀、福井、金沢、高岡、それから富山。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
その時神樣は、ぢつと腕組みをして予の言葉を聞いてゐたが、しまひには立つて來て、恰度小學校の時の先生のやうに、しやくり上げて理窟を捏ねる予の頭を撫でながら、「もうよし/\。
— 石川啄木 『郁雨に與ふ』 青空文庫
これは顏を洗ひに一しよに往きたいと云ふので、少しだたを捏ねるのである。
— 森鴎外 『半日』 青空文庫
いずれにしても、僕の耽溺した状態から遊離した心が理屈を捏ねるに過ぎないのであって、僕自身の現在の窮境と神経過敏とは、生命のある限り、どこまでもつき纏って来るかのように痛ましく思われた。
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
えいと杖の尖で捏ねる内に、何の花か、底光りがして艶を持った黄色いのが、右の突捲りで、薄なりに、ゆらゆら揺れたと思うと、……」「おお!
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
」「さあ、ところがね、義理にも、お目に掛ろうなぞと来た日には――」 細君が何か言うと、「可厭、可厭、可厭なんだよ、そんな奴に、」 とだだを捏ねるような語調と態度で、「博徒でも破戸漢でも、喧嘩に対手は択ばないけれど、親類附合は大嫌いだ。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
作例 · 標準
パン生地はよくこねると、もちもちとした食感になる。
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粘土をこねて、自分だけのオリジナルマグカップを作ろう。
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会議で出たアイデアを、皆でさらにこねて具体的な計画に落とし込んだ。
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標準
to quibble
作例 · 標準
彼は質問の意図を理解せず、的外れなことをこねてばかりいる。
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この問題については、色々な人が自分の意見をこねて議論がまとまらない。
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そんな屁理屈をこねても、誰も納得しないよ。
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