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名詞
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標準
文例 · 用例
意氣は沈し、情熱は涸れ、汗のやうな惡寒がきびわるく皮膚の上に流れてゐる。
萩原朔太郎 宿命 青空文庫
頑なの心は、理解に欠けて、  なすべきをしらず、ただ利に走り、  意気沈して、怒りやすく、  人に嫌はれて、自らも悲しい。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
雪が氷河になると、その山側を擦り下りる圧力で山体を磨して行く。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
或いは、周君のこのごろの沈は、私たちが Leichnam をあまりに無雑作に取扱うので、それで医学にも、少し厭気がさして来たというようなところに原因がありはせぬか?
太宰治 惜別 青空文庫
」佐伯は、先刻から意気|沈している。
太宰治 乞食学生 青空文庫
男に金が無くなると、男は、ただおのずから意気|沈して、ダメになり、笑う声にも力が無く、そうして、妙にひがんだりなんかしてね、ついには破れかぶれになり、男のほうから女を振る、半狂乱になって振って振って振り抜くという意味なんだね、金沢大辞林という本に依ればね、可哀そうに。
太宰治 人間失格 青空文庫
次男は、意気|沈の態である。
太宰治 ろまん燈籠 青空文庫
それが過剰になると憂鬱になったり感傷的になったり怒りっぽくなったりするし、また、過少になると意気|沈した不感の状態になるのでないかと思われる。
寺田寅彦 五月の唯物観 青空文庫