元禄
げんろく
名詞頻度ランク #34582 · 青空 884 例
標準
Genroku era (1688.9.30-1704.3.13)
文例 · 用例
したがって、両語の発達を時代的に規定することが出来るかもしれない(『元禄文学辞典』『近松語彙』参照)。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
また、文化文政の美人の典型も元禄美人に対して特にこの点を主張した。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
「当世顔は少し丸く」と西鶴が言った元禄の理想の豊麗な丸顔に対して、文化文政が細面の瀟洒を善しとしたことは、それを証している。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
藤原時代の輪違模様、桃山から元禄へかけて流行した丸尽し模様なども同様に曲線であるために「いき」の条件に適合しない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
まず、西鶴のいわゆる「十二色のたたみ帯」、だんだら染、友禅染など元禄時代に起ったものに見られるようなあまり雑多な色取をもつことは「いき」ではない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
西鶴の人についてもあまりに何事も知らな過ぎるから、この際の参考のためにと思って手近にあった徳富氏著『近世日本国民史、元禄時代』を見ていると、その中に近松と西鶴との比較に関する蘇峰氏の所説があって、その一説に「西鶴のその問題を取扱うや、概して科学者の態度だ。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
進んでその実証を求めるのが本当の科学者の道であろうが、それまでを元禄の西鶴に求めるのはいささか無理であろう。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
どんな行きつまった世の中でもオリジナルなアイディアさえあればいくらでも金儲けの道はあるというのが現代のヤンキー商人のモットーであるが、この事を元禄の昔に西鶴が道破しているのである。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
作例 · 標準
元禄文化は、上方を中心として町人たちが主役となった華やかで奔放な文化だ。
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近松門左衛門の人形浄瑠璃や井原西鶴の浮世草子は、元禄時代の世相を反映している。
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元禄十五年に起きた赤穂浪士の討ち入りは、後に「忠臣蔵」として語り継がれた。
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