御者
ぎょしゃ
名詞
標準
coachman
文例 · 用例
英国の婆さんは英語のわからぬ御者というものがこの世に存在し得るという事実だけは夢想することも出来ないように見えた。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
春の野路をガタ馬車が走る、野は菜の花が咲き亂れて居る、フワリ/\と生温い風が吹ゐて花の香が狹い窓から人の面を掠める、此時御者が陽氣な調子で喇叭を吹きたてる。
— 国木田独歩 『湯ヶ原ゆき』 青空文庫
映画はそれほどおもしろいとは思わなかったが、その中でトロイカの御者の歌う民謡と、営舎の中の群集の男声合唱とを実に美しいと思った。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
御者は一鞭強く加へて「最早降るぞ!
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
御者は今一度強く鞭を加へて喇叭を吹き立たので躯は小なれども強力なる北海の健児は大駈に駈けだした。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
幸いに御者先生は十六、七の小僧君。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
打っても叩いても進まばこそ、五十銭損得の境だから御者少年も汗みずくだ。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
五十銭の酒代で御者先生ホクホクもの。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
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御者(ぎょしゃ、馭者)とは、馬などの使役動物を動力とする馬車やキャリッジなどを乗り物の専用座席から操作する作業者(運転手)である。英語では、Coachman、coachee、coachy、whip などの呼び名がある。アイルランドでは、 jarvey もしくは jarvie と呼ばれる。荷車(カート)の場合は、カーター、複数の馬やラバなどを扱う御者はチームスターと呼ばれる。
出典: 御者 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0