文法上
ぶんぽうじょう
名詞-の形容詞
標準
grammatical
文例 · 用例
因に、この句の「捨てる」は、文法上からは現在の動作を示す言葉であるが、ここでは過去完了として、既に前から捨ててある意味として解すべきでしょう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
(付記) 以上の考察においては、最もこの種の取り扱いに便宜だというだけの理由から、単に「語彙」「単語」のみを問題として、語辞構成法や文法上の問題には少しも触れなかった。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
ことにクエーカーの書いた本でありますから文法上の誤謬がたくさんある。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
日本では國語の文法上、之も後になつて、新しい國學者、賀茂眞淵、本居宣長と云ふ人達から考へれば、それは間違つた文法であつたに違ひありませんが、兎も角も日本に國語の文法があり、又用語の制限があつて、其の制限に反すれば歌にならないと云ふことは鎌倉時代からあつたのであります。
— 内藤湖南 『日本國民の文化的素質』 青空文庫
生れるという主格の受動性を示す文法上での表現は、とりも直さず我々人間が歴代、子として親を選択することも出来ず、誕生の環境を予測することも出来ず、実に受け身に生まれたのであるという深刻な現実における関係を語っている。
— 宮本百合子 『昨今の話題を』 青空文庫
簡單なる歌を以て文法の例となすを得ば文法上には便利なる事ならん。
— 正岡子規 『萬葉集を讀む』 青空文庫
言葉の綴り誤りや文法上のミス、さらには手順の流れに穴があいているなどの欠陥によって、小世界はなかなか動きだしてはくれない。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
此等文法上の違式は頑強性を帶びたるものと取るべきである。
— 狩野亨吉 『天津教古文書の批判』 青空文庫
作例 · 標準
この表現は日常会話ではよく使われるが、文法上は誤りとされている。
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主語と述語が一致していないため、文法上不適切な文章になっている。
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意味は通じるものの、文法上の整合性を欠いているのが惜しい点だ。
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標準
grammatically
作例 · 標準
文法上の理由から、この動詞は受動態にすることができない。
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翻訳機が生成した文章は、文法上は正しいがどことなく不自然だ。
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彼は文法上の誤りを指摘されると、すぐにノートを開いて修正した。
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