高土間
たかどま
名詞
標準
upper parterre (e.g. in a kabuki theatre)
文例 · 用例
○六月、市村座六月興行の入場料は、桟敷代八十五匁、高土間八十匁、平土間七十五匁。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
○五月、沢村座の番附に、桟敷代上等金一円八十五銭、中等一円四十銭、高土間上等一円七十銭、中等一円三十銭、平土間上等一円五十銭、中等一円十銭と記載す。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
入場料は桟敷一間四円七十銭、高土間三円五十銭、平土間二円八十銭。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
那處から此の室を見下されちや、恰で高土間で芝居見物といふ格だ。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
二 舞台の牡丹燈籠 その当時、春木座で興行をつづけていた鳥熊の芝居のことは、かつて他にも書いたので、ここでは詳しく説明しないが、なにしろ団十郎も出勤した大劇場が桟敷と高土間と平土間の三分ぐらいを除いては、他はことごとく大入り場として開放したのである。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
しかもそれが例になって、芝居はその後も当分は桟敷一間四円五十銭、高土間一間三円五十銭、平土間一間二円五十銭、ほかに敷物代として一間につき五十銭を取るのが先ず普通になってしまった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
そうして、桟敷と高土間は格別、平土間は四の側ぐらい以後を大入り場として全部開放した。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
土間も高土間も桟敷も、人を以て真っ黒に埋められている大入りの盛況に、わたしは少し呆気に取られた位であった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
作例 · 標準
歌舞伎座の高土間で観劇していると、役者の見得が一段と迫力を持って迫ってくる。
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彼は奮発して高土間の席を予約し、妻と一緒に伝統芸能を存分に楽しんだ。
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幕間の休憩時間、高土間の客たちは配られた弁当を広げて談笑していた。
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