ずんと
ずんと異読 づんと
副詞
標準
much
文例 · 用例
それから友はくるりと背後を向き、いかにもすげない冷やかな顏付をして、一人でずんずんと歩いて行つた。
— 萩原朔太郎 『田端に居た頃』 青空文庫
ずんずんずんずんと道を下りる、傍らの叢から、のさのさと出たのは蟇で。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
晩成先生も大分遊歴に慣れて来たので、此処で宿泊謝絶などを食わせられては堪らぬと思うので、ずんずんと来意を要領よく話して、白紙に包んだ多少銭かを押付けるように渡してしまった。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
急いでいるからであろう、若僧は直にその手拭で泥足をあらましに拭いて、提灯を持ったまま、ずんずんと上り込んだ。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
変な好みの、萌葱がかった、釜底形の帽子をすッぽり、耳へ被さって眉の隠るるまで低めずらした、脊のずんとある巌乗造。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
この暑さと云ったら暑さが重石に成って、人間を、ずんと上から圧付けるようです。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
鯰入 ここまで辿って、いざ、お池へ参ると思えば、急にこの文箱が、身にこたえて、ずんと重うなった。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
そのかわり、牛が三頭、犢を一頭連れて、雌雄の、どれもずずんと大く真黒なのが、前途の細道を巴形に塞いで、悠々と遊んでいた、渦が巻くようである。
— 泉鏡花 『七宝の柱』 青空文庫
作例 · 標準
「彼はそんなことで、ずんとは動じなかった。」
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「その知らせを聞いて、彼の顔色はずんと変わった。」
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「今回のプロジェクトの成功は、チームにとってずんとの意味がある。」
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標準
not at all (with neg. verb)
作例 · 標準
「彼の言葉は、私にはずんとも響かなかった。」
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「どんなに努力しても、結果はずれっと出なかった。」
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「遅刻したにも関わらず、彼はずんとも謝罪しなかった。」
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標準
quickly and vigorously
作例 · 標準
「彼は突然立ち上がり、ずんと部屋を出て行った。」
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「その知らせを聞いて、彼はずんと行動を起こした。」
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「雪かきをずんとしていたら、汗をかいてしまった。」
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