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包摂

ほうせつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #33735 · 青空 57
1
標準
inclusion
文例 · 用例
言換れば人情を包摂せざる範囲の芸術である。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
彼は自己の感覚の断面々々に執しすぎて、畢にその断面々々が一人格中に包摂される底の実質を失つたのである。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
すなわち「いき」をも「上品」をも均しく要素として包摂し、「野暮」「下品」などに対して、趣味の「繊巧」または「卓越」を表明している。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
▼『神話と科学との対立も、全民族が『法則』を承認しさへするならば、神話のうちに科学が包摂することができる――』などといふに至つては、この理論家もまた『法則』の助け太刀で、うつらうつらと夢をみようといふわけでお伽話以上である。
大波小波 小熊秀雄全集-20 青空文庫
即ち、いづれかの一方に他方の真理を包摂するか、然らざれば、両者をともに脱却して、両者を綜合する一層高い見地にまでのぼるか、そのいずれかである。
平林初之輔 文学の本質について(一) 青空文庫
歴史社会的に与えられた言葉は単なる発言の記号、約束、ではなくして、慣性的に一定した意味を有ち、既知の概念の表現であるから、この命名は実は、旧き概念の或る適当なるものを以て新しい概念を包摂することに外ならない。
戸坂潤 空間概念の分析 青空文庫
そうすれば空間は独立の性格を有つのではなくして判断という性格に包摂されて了う外はないであろう。
戸坂潤 空間概念の分析 青空文庫
けれどもかかる法則概念に包摂されるべき例えば経験的法則が、それだからと云って必ず不変不動でなければならぬとは誰も考えない。
戸坂潤 エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説 青空文庫
作例 · 標準
この新しい教育プログラムは、多様な背景を持つすべての子供たちの包摂を目指している。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
企業の持続的な成長のためには、ダイバーシティとインクルージョン、すなわち多様性の包摂が不可欠だ。
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社会的な包摂を推進するため、障害者の雇用機会を増やす政策がとられている。
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2
標準
subsumption
作例 · 標準
哲学の授業で、特殊な事象が一般的な法則に包摂される過程について学んだ。
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この理論では、Aという概念はより大きなBという概念に包摂される関係にある。
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カントの哲学において、判断力は直観を悟性のカテゴリーに包摂する能力とされる。
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ウィキペディア

包摂(ほうせつ、subsumption)とは、経済・社会が、その本来の諸関係にとって外生的な存在を取り込む過程をいう。はじめ、マルクスの論文「直接的生産過程の諸結果」において、「労働の形式的・実質的包摂」としてこの用語が用いられ、後に、労働(技術)以外の外生的な要素を取り込む場合の概念に拡張された。

出典: 包摂 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0