痩村
やせむら
名詞
標準
poor village
文例 · 用例
さらでだに、岩手県の山中に数ある痩村の中でも、珍しい程の貧乏村、今年は作が思はしくないと弱つてゐた所へ、この出来事は村中の顔を曇らせた。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
さらでだに、岩手縣の山中に數ある痩村の中でも、珍しい程の貧乏村、今年は作が思はしくないと弱つてゐた所へ、この出來事は村中の顏を曇らせた。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
もしまたそれが見る影もない痩村の端れであったなら、われわれはかえって底知れぬ懐しさと同時に悲しさ愛らしさを感ずるであろう。
— 永井荷風 『伝通院』 青空文庫
三里程来て一曲りすると、向ふの沼の中に痩村が見えて、其処から烟が立つてゐる。
— ボレスラーフ、プルース 『椋のミハイロ』 青空文庫
あゝ、生れた村は藁葺荒壁の沼の中の痩村だけれど、此儘帰れたら如何なに嬉しからう!
— ボレスラーフ、プルース 『椋のミハイロ』 青空文庫
作例 · 標準
その痩村では、若者が都会へ出て行くことが多かった。
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痩村を活性化させるために、新しい産業を誘致する計画が進んでいる。
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かつては痩村と呼ばれたこの地も、今では豊かな観光地となった。
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