顔が立つ
かおがたつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to save one's face
文例 · 用例
顔が立つ立たないとは昔からきいているが、当世の女流はお尻で顔を立てるのかい」「そんなことは知りませんが、弟や妹を養って行かなければなりませんから、ショーバイはやめられません。
— 坂口安吾 『行雲流水』 青空文庫
本妻が出て行かなきゃアならないものか、出るところへ出て、キマリをつけておくれ」 一力は物に臆さぬ剛気の丈夫であるが、男の顔が立つか立たないか、という不文律のサバキとちがって、法律のサバキは手に負えない。
— その八 時計館の秘密 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
これで両人に対して顔が立つと云う気かも知れん。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
「いいってことよ、それぐらいのことをしてやらなきゃ、清吉も顔が立つまい。
— 金蔵の行方 『銭形平次捕物控』 青空文庫
それであっしの顔が立つというものだ」 と八五郎。
— 女の足跡 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「有難い、それで俺も顔が立つ」 ふたりへ、百金ずつの金を渡して、「実は、貴公たちをお抱えになるのは、当地でも、噂になっているだろう、赤穂の浪士に狙われている吉良殿だ」「げっ、あの吉良か」「表立って、上杉藩から、剣士を引き抜いて、吉良の首の番に、付けるわけにも行かねえ。
— 吉川英治 『無宿人国記』 青空文庫
」「うん」この「うん」で以て、お互の顔が立つようにどうやら折り合いがつきました。
— 谷崎潤一郎 『痴人の愛』 青空文庫
この浜尾市造の顔が立つか、つぶれるか?
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
作例 · 標準
彼の機転のおかげで、トラブルが丸く収まり、チームの顔が立った。
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今回の大口契約を獲得できれば、私の部署の顔が立つだろう。
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急な代理出席だったが、見事に役割を果たし、私の顔が立ったと感謝された。
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長年の研究がようやく実を結び、指導教授の顔が立つ結果を出せた。
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