一味徒党
いちみととう
名詞
標準
whole party to a plot
文例 · 用例
しかもこの大先生が、民衆を軽蔑すればするほど、いよいよ彼の偽らざる本性が、公衆の一味徒党であることが解ってくる。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
一味徒党の名前を云えというので、年端も行かぬ連中に、夜となく昼となく極烈な拷問をかけたというのだから、呆れた位では追付かない話である。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
」「成程、して見るとこちとら一味徒党。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
しかしこれは女のことでもあり、自分も与次郎毒殺の一味徒党であるから、そんなに暴っぽいことは云わない。
— 蝶合戦 『半七捕物帳』 青空文庫
どこの藩士がどういう男をのろっているか知らねえが、手を替え人を替えて幾晩ものろいつづけているところを見ると、丑の時参りの一味徒党もおろそかな人数じゃあるめえし、そいつらののど笛をねらっているやつも並みたいていのくせ者じゃねえよ。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
あんたもすっぱりとお気持ちよく手を引いて、この野郎と一味徒党の巻き狩りをやっておくんなせえまし。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
その悪党が一味徒党を組んでお家横領を企てて、おん年二十一歳の若殿さまをのろい殺しに祈ってまわる、そいつをかぎつけた忠犬が、かみころして歩いているという寸法さ。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
「おかげさまで――」「おてがらでござりましたか」「どうやら、一味徒党五人ばかりを捕えましたわい。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4