すくみ
すくみ
名詞
標準
deadlock
文例 · 用例
」 竹三郎は、すくみ上がるように憐憫を乞う、哀しい眼つきでこの支那人を眺めていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
高取は、蛋粉工場においても、工人達が兵士の威嚇を受けて、すくみ上っているのを知っていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
脚や腰がすくみ上って無茶に顫えた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
足ふるいたれば動きもならず、固くなりて立ちすくみたる、左手に坂あり。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
つまり三人は三すくみのような関係にあったのだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
遊廓なんぞにも平気でいらっしゃるという人もあるんだから……」 おぬいは遊廓という言葉を母の口から聞くと、身がすくみそうに恥じらわしくなって、顔の火照るのを覚えた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
何事でも起り得る、又何事も起り得ない夜、意志のやうな又運命のやうな夜、その夜が永久に自分を取りまくのだなと思ふと彼れはすくみ上つて船首樓に凝立したまゝ、時の經つのも忘れてゐた。
— 有島武郎 『潮霧』 青空文庫
勃凸はおんつぁんにそんな風に物をいはれると妙にすくみあがつた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
作例 · 標準
与党と野党の意見が真っ向から対立し、審議は完全にすくみ状態に陥った。
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三すくみの関係にある彼らは、互いに牽制しあって身動きが取れなくなっている。
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交渉のすくみを打破するために、第三者の仲裁を入れることにした。
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