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苛斂

かれん
名詞
1
標準
oppressive exaction (of taxes, etc.)
文例 · 用例
百姓は、各国の帝国主義に尻押しをされて、絶えまなく小競合を繰りかえす軍閥の苛斂誅求と、土匪や、敗残兵の掠奪に、いくら耕しても、いくら家畜をみずかっても、自分の所得となるものは、何一ツなかった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
公平無私な官吏や苛斂誅求を事とせぬ政治家の皆無だった当時のこととて、孔子の公正な方針と周到な計画とはごく短い期間に驚異的な治績を挙げた。
中島敦 弟子 青空文庫
だが人民は苛斂誅求、新しい主人の鞭の下に、営々刻苦しなければならない。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
何しろ最後の王朝時代に政府が思ひ切つた苛斂誅求をして全國に完全な道路網を張つたといふのだから、おかげでわれわれまで助かるといふものである。
野上豐一郎 聖ロヨラ 青空文庫
二 原因 島原の乱の原因は、俗説では切支丹の反乱と言はれてきたが、今日、一般の定説では、領主の苛斂誅求による農民一揆と言はれてゐる。
坂口安吾 島原の乱雑記 青空文庫
しかし其原因を探つて見れば孰れも苛斂誅求に堪へなかつた農民の不平から起つた事で、根本の理由は生活を劫かされたと云ふ所に歸するから、實に強いので、其ため往々治者が被治者に負ける樣な珍妙な事になるのである。
狩野亨吉 安藤昌益 青空文庫
逃亡の理由にも色々とあって、国守の苛斂誅求をさけるだけなら隣国へ逃げてもよい。
坂口安吾 土の中からの話 青空文庫
王朝時代、多年|苛斂誅求に苦しめられた風が残っているためかも知れない。
佐藤垢石 淡紫裳 青空文庫
作例 · 標準
圧政に苦しむ農民たちは、度重なる苛斂な取り立てに耐えかねて、ついに一揆を起こした。
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歴史の授業で、中世の領主が私腹を肥やすために行った苛斂な徴税の実態について学んだ。
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「これ以上の増税は、もはや現代の苛斂誅求と言っても過言ではないだろう」と評論家が嘆く。
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かつての独裁政権下では、国民の生活を顧みない苛斂な統治が当たり前のように行われていた。
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