万事万端
ばんじばんたん
名詞
標準
everything
文例 · 用例
それでもへやはへやにちがいないが、畳も敷いてない板張りで、万事万端がどう見ても、あれほど青まゆの女に思い込まれた美男子の宿るべき場所ではなかったうえに、しかも奇怪なことに、右門はたいせつな腰の物、伝六はこれもかれになくてはかなわぬ重要な朱ぶさの十手を、いつのまにか取りあげられてあったのです。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
歴史であれ宗教であれ、万事万端浮世のことは、一度経済の眼を通して、研究しなければ間違いが起こる。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
というのは木地師の生活方が、杣夫や村人よりも万事万端、進んでもおれば立派だからでもあった。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
そうありたいよ万事万端。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
万事万端、自分ですると云う事が、何物にも換え難く良いのだ。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
「貴方は万事万端その調子で切りさばいてでしょう?
— 宮本百合子 『蛋白石』 青空文庫
」「俺達は毎年一度、俺達の代表者を主人のところへ出して、俺達の生活の万事万端をきめている。
— 大杉栄 『鎖工場』 青空文庫
その平生美衣美食、大きな邸宅に住居して散財の法も奇麗で、万事万端|思切りが能くて、世に処し政を料理するにも卑劣でない、至極面白い気風であるが、何分にも支那流の磊落を気取て一身の私を慎しむことに気が付かぬ。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
作例 · 標準
今回の出張では、万事万端の準備を整えて臨む必要がある。
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彼の仕事ぶりは完璧で、万事万端に気を配っていた。
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万事万端整ったので、いつでも出発できる。
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