相談会
そうだんかい
名詞
標準
consultation
文例 · 用例
* 上野公園の一隅にある鉄筋コンクリートの建物の中で時々科学者が寄り集まって事務的な相談会を開くことがある。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
様々な相談会ばかりの費用で大方の産を傾け尽してゐた彼だつたが、今度は相談会を受持つだけの他には苦しい出資の要がなくて、成功のあかつきには名誉ある首脳者になれるといふ上吉の話で有頂天になつた。
— 牧野信一 『円卓子での話』 青空文庫
叔父がまた新たに成り立とうとしている会社のことで、家で仲間と相談会を開いていた。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
いずれ相談会へ持ち出すだろう。
— 宮本百合子 『伊太利亜の古陶』 青空文庫
――が、相談会そのものが今時、抑々愚の骨頂さ」 車は、両側に明るく店舗が軒を並べた四谷の大通りに出た。
— 宮本百合子 『伊太利亜の古陶』 青空文庫
そのために 原田さんのグループ、大町さん槇さん宮本どこか特別の相談会をおもち下さい。
— 宮本百合子 『往復帖』 青空文庫
級の重なるものが五人集まって相談会を開いた、もし手塚であるなら同級の恥辱だからなんとかいまのうちに相当の手段を講じなければなるまい。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
」 また、或る時、会社で、業務上の相談会のあと、主任の江川は彼の肩を叩いて囁くように言いました。
— ――近代説話―― 『水甕』 青空文庫