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座敷牢

ざしきろう
名詞
1
標準
room for confining criminals or lunatics (Edo period)
文例 · 用例
お蝶は体の好い座敷牢のようなありさまで長い日を暮した。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
とかねてより下枝を幽閉せる、座敷牢へ赴くとて、廻廊に廻り出でて、欄干に凭りかかれば、ここはこれ赤城家第一の高楼にて、屈曲縦横の往来を由井が浜まで見通しの、鎌倉半面は眼下にあり。
泉鏡花 活人形 青空文庫
さるほどに得三は高田とともに家内に入り、下枝は居らずや見えざるかと、あらゆる部屋を漁り来て、北の台の座敷牢を念のため開き見れば、射込む洋燈の光の下に白く蠢くもののあるにぞ、近寄り見れば果せるかな、下枝はここにぞ発見されたる。
泉鏡花 活人形 青空文庫
右に行けば北の台なるかの座敷牢に出づべきを、下枝は左の方に行きぬ。
泉鏡花 活人形 青空文庫
我も早く出去らんとまたもや廊下を伝わりて穴に下りんと蹈迷い、運|拙うしてまた旧の座敷牢に入り終んぬ。
泉鏡花 活人形 青空文庫
それをあとから子爵様が聞いてヒドク叱ったそうだが、それを気に病んだものか子爵様は間もなく疳が昂ぶり出して座敷牢みたようなものの中へ入れられてしまった。
夢野久作 あやかしの鼓 青空文庫
おなまめだんぶつ、座敷牢だ、と火鉢の前に縮まって、下げ煙管の投首が、ある時悪心増長して、鉄瓶を引外ずし、沸立った湯を流へあけて、溝の湯気の消えぬ間に、笊蕎麦で一杯を極めた。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
あの子は、きっと座敷牢よ。
太宰治 火の鳥 青空文庫
作例 · 標準
昔の小説には、不正を働いた使用人が座敷牢に閉じ込められる描写がよく出てくる。
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彼は病的な妄想に取り憑かれ、家族によって座敷牢のような部屋に隔離された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その屋敷の地下には、かつて座敷牢として使われていたという暗い部屋があった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

座敷牢(ざしきろう)とは、外部から施錠する形で私宅に設けられた部屋の俗称である。

出典: 座敷牢 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0