語彙的
ごいてき
形容動詞
標準
lexical
文例 · 用例
清閑、自適、任運、孤高――さういふところへ私の心はうごいてきて、そしてその幾分かをあたへられてゐるのであるが、私はさらにうごいてゆかなければならない、うごきつゝある、うごかずにはゐられないのである。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
早くも気配に危険を察して身を引かうとするのを、それを見ると、夏川は逆上的にむら/\と残酷な意慾がうごいてきた。
— 坂口安吾 『母の上京』 青空文庫
時代が大きくうごいてきていたのです。
— ペンは剣よりも強し 『福沢諭吉』 青空文庫
お高は、笑い出したくなって、自然に口の隅が、上へうごいてきた。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
月輪殿は、その後で、召使たちをも退けて、ただ一人になってから心静かに文状を解いた、そして読みゆくうちに顔いろに沈痛な影がうごいてきた。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
すると、山の腰に黄旗を群れ立てて、じっとしていた一部隊が、むくむくと此方へうごいてきた。
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫
程なく答えがあって、奥のほうから、燭の光がうごいてきた。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫
元々、新田と足利とは、 犬と猿だ と世間もいっているほどだが、鎌倉入りの目標だけには、それが完全な一つにうごいてきた。
— 建武らくがき帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
その単語の語彙的意味は、文脈によって補完される。
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彼は語彙的な分析に基づいて、論文を執筆した。
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語彙的特徴を捉えることで、作家の個性が際立つ。
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