字余り
じあまり
名詞名詞-の形容詞
標準
hypermeter
文例 · 用例
よしそれを字余りなり若くは、三十六字四十字を平気で作るにせよ、大抵三十一文字といふ概則的観念の支配下に作歌する意味が甚だ不明瞭で無かないか。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
その歌を南方先生が字余り都々逸に訳すると「わが眼ほど耳がきくなら逃げ支度して人に捉られはせぬものを」だ。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
当時は正岡子規がマダ学生で世間に顔出しせず、紅葉が淡島寒月にかぶれて「稲妻や二尺八寸ソリャこそ抜いた」というような字余りの談林風を吹かして世間を煙に巻いていた時代であった。
— 内田魯庵 『斎藤緑雨』 青空文庫
「あゝこれは字余りでした。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
和歌にはちよい/\字余りといつて、普通のより文字が延びてゐるのがあります。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
歌は十首とも失恋の歌だつたが、揃ひも揃つて字余りの三十五六字の上を越すやうなものばかりだつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
だが、もう字余りは少くなつてゐる。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
書中乾胡蝶からになる蝶には大和魂を招きよすべきすべもあらじかし 結句字余りのところ『万葉』を学びたれど勢抜けて一首を結ぶに力弱し。
— 正岡子規 『曙覧の歌』 青空文庫
作例 · 標準
短歌の字余りは、歌に特別なリズムや感情を与えることがある。
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彼の俳句は意図的に字余りを使って、読者に強い印象を残した。
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字余りの部分をどのように読むかで、歌の解釈が変わってくる。
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