いらして
いらして
表現
標準
coming
文例 · 用例
こごえて死にさうになるまで、竹藪の中を搜し歩いていらして、やつとけふ逢へたくせに、優しいお見舞ひの言葉一つかけるではなし、――」「優しい言葉だけは、ごめんだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」とお鈴さんも笑ひ出して、「それぢやあ、またどうぞいらして下さいね。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
頑なの心は、不幸でいらいらして、 せめてめまぐるしいものや 数々のものに心を紛らす。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
彼女は妙にいらいらしていた。
— 岡本かの子 『売春婦リゼット』 青空文庫
夜が更けてロダンさんは一匹の番犬を連れて、離れの二階の寝室に妾を案内していらして、犬と妾を部屋に置くと、母屋の方に下りていらっしゃいました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
突然パーシの夜の鶏が戸外で鳴き出すと、アダはいらいらして、その他に別に用事はないかと私にたずねる。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
」 太く短い女は立あがると、いらいらして部屋を踵のない靴であるいた。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
雜誌に讀み耽つてゐた莊之助は、兄の視線の下で、身體を起しながらも、その頁から眼をはなさず、それでも兄のいらいらしてゐる視線にゆきあたつた時、機嫌をとる樣な作り笑ひをして近づいて來た。
— 梶井基次郎 『奎吉』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「coming」である。
「coming」という意味で使われることが多い。
coming」という概念は重要だ。
その出来事は「coming」の良い例だ。