宮笥
みやげ
名詞頻度ランク #31053 · 青空 0 例
標準
box for a shrine or temple amulet
文例 · 用例
ただここで私のいいたいのは、あんなオシャブリのような小さな玩具でも、やはり最初は、御宮笥であり、すなわち日本人の信仰から生まれて、発達したものだったということである。
— 柳田国男 『こども風土記』 青空文庫
みやげ、印伝、水晶だの、百草だのを売ってる町家に交って、朴にして勁なる富士道者の木彫人形を並べてあるのが目についた。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
十時過ぎに帰って来て、袂からおみやげの金鍔と焼き栗を出して余のノートを読んでいる机のすみへそっとのせて、便所へはいったがやがて出て来て青い顔をして机のそばへすわると同時に急に咳をして血を吐いた。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
たぶんみやげにでもするつもりでB教授が箱根あたりの売店で買い込んであったものかと思われた。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
明治二十三年であったか、父が東京の博覧会見物に行ったみやげにほんとうの幻燈器械と数十の映画を買って帰ったので、長い間の希望はついに実現されたわけであるが、妙なことにこの遂げられた希望の満足に関する記憶の濃度のほうが、かの失敗した試みに伴のうた強烈なる法悦の記憶に比べてかえって希薄である。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
「これはどうもおみやげを戴いて済みません。
— 宮沢賢治 『雪渡り』 青空文庫
とにかく、これは、田舎者が国へのみやげ物を物色するには最も便利な設備であった。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
途中で拾った小さな火山弾の標本をおみやげにもらった。
— 寺田寅彦 『小浅間』 青空文庫
作例 · 標準
神社で授かったお札を汚さないよう、大切に宮笥に納めて持ち帰った。
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その宮笥には、精緻な彫刻が施されており、工芸品としての価値も高い。
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古い宮笥を整理していたら、子供の頃に書いた願い事の紙が出てきた。
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