崩石
崩石
名詞
標準
文例 · 用例
頂上内院火口の西壁、剣ヶ峰の側からなぎ落されて、直線に突き切ること三里、力任せにたち割った絶壁の斜面に、墜石崩石は、ざっくばらんにほうりだされている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
その好例は赤石山(三一二〇米突)の赤石沢などで、およそ山巓から三百米突も下まで、大崩石で埋まっている。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
其上には劒岳の東の肩ともいう可き三窓続きの更にいかめしい幾多の岩峰が、脚元から千仭の谷底目掛けて頽れ落ちる崩石の群を冷やかに瞰下ろして、断崖の絶端から絶端へ天斧の削痕尚お鮮かなる大尖柱を乱杭のように押し立てている。
— 木暮理太郎 『黒部川奥の山旅』 青空文庫
仰げば峭壁峙立、絶えず崩石あり、到底近づく可らず。
— 木暮理太郎 『黒部川奥の山旅』 青空文庫
然しあの崩石のとばしりが今から心配になる。
— 木暮理太郎 『黒部川奥の山旅』 青空文庫