寒蝉
かんぜみ異読 かんせん・かんぜん
名詞
標準
cicadas which sing in late autumn
文例 · 用例
室生犀星氏は、魚眠洞と、金澤の郷里の家居かに、寒蝉亭と、二つの書齋號があるやうに思ふ。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
同じ事情から鼓虫のマイマイコンゴウが、小児のキリキリマイの遊戯と名を一つにし、土筆のツクツクボウシは、寒蝉の啼声と共通の名を持っている。
— 野草雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
それが寒蝉の哀話からまた移って、土筆を見つける際の呪文のようにまでなったのである。
— 野草雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
作例 · 標準
晩秋の夕暮れ時、遠くから寒蝉の声が聞こえてきた。
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寒蝉の鳴き声を聞くと、夏の終わりと季節の移ろいを感じる。
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静かな森に、寒蝉の寂しげな鳴き声だけが響いていた。
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