洗いたて
あらいたて
名詞-の形容詞
標準
freshly washed
文例 · 用例
そして五時頃、会社が引ける時分になると、急に起きて、髪を直し、顔や耳を石鹸で洗いたてて化粧をした。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
近所の人々は、猫のことから、こんな古い疵まで洗いたてて喋りあった。
— 黒島伝治 『「紋」』 青空文庫
」「いや、洗いたての、男の浴衣だ。
— 太宰治 『雌に就いて』 青空文庫
いうまでもなく、最初から例のごときからめての戦法で、そもそも、いったい何の目的で、かかる毒殺が、かかる場合に、かくのごとく公然と敢行されるにいたったか、まずその判定と見込みをつけるべく、三十七人の町内の者について、当の本人である糸屋の若主人の素姓身がらを巨細に洗いたてました。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
てっとりばやく入舟町へいって洗いたてりゃ、たちまちぱんぱんとらちがあくじゃねえんですか!
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
しかも、検分と名のつくものはただそれっきりで、軽く敬四郎に一礼すると、さっさと表へ回って寺の庫裡へずんずんはいっていったと見えましたが、ちょうどそこに小坊主の居合わしたのを見ると、仏の姓名身がらでも洗いたてるのかと思われたのが、意外にも、突然妙な品を求めたのです。
— 村正騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
あくまでも見込み捜査で、疾風迅雷的に殺された本人――岡っ引き長助の閲歴を洗いたてました。
— 南蛮幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
だから、敬四郎がぐうの音も出ねえように、おやじがゆうべどこへいったか動かぬ足取りを洗いたてて、攻め道具にしなきゃならねえんだよ。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日洗いたてについて考えている。
洗いたてという言葉は日本語で重要だ。
彼は洗いたての意味を理解している。
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