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焼方

しょうほう
名詞
1
標準
文例 · 用例
この使のついでに、明神の石坂、開化楼裏の、あの切立の段を下りた宮本町の横小路に、相馬煎餅――塩煎餅の、焼方の、醤油の斑に、何となく轡の形の浮出して見える名物がある。
泉鏡花 売色鴨南蛮 青空文庫
空は晴れても、冬は日あしが短うて、いつとなく黄ばみかけると、早くも夕焼方の風向となる。
北原白秋 観相の秋 青空文庫
その材料にはどんな釉が合うか、どんな焼方が合うか、どんな形が合うか、自然の賜物を素直に受けそれを大切にすることが大事である。
柳宗悦 雲石紀行 青空文庫
車夫ノ娘ニ「ビフテキ」ノ燒方ヲ教授シ外交官ノ妹ニ袴ノ裁方ヲ説明シ、月經ナキ少女ニ育兒ヲ講義スル如キ、今ノ女子教育ノ凡テハ亂暴愚劣眞ニ百鬼夜行ノ態ナリ。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫