詩註
しちゅう
名詞
標準
文例 · 用例
しかし田内の事は茶山集にも山陽集にも、詩題詩註に散見してゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
その百五十二 わたくしは蘭軒詩註の「乞児猶乞古銭」と云ふことを知らんと欲した。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
事は文政戊寅の詩引及己卯の詩註に見えてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
若し更に蘭軒の次年戊子元旦の詩註を取つて合せ看るときは、榛軒の妻|勇が来嫁の後未だ幾ならずして懐胎したことが知られるであらう。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
慶応三年新彫、江戸開成所教授神田孝平訳の経済小学、明治元年版の山陽詩註、明治二十二年出版の細川潤次郎著考古日本等と云うものに混って、ふと面白いものが目についた。
— 宮本百合子 『蠹魚』 青空文庫
執筆の余暇樊川詩注を繙く。
— 断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 『断腸亭日乗』 青空文庫