油商
ゆしょう
名詞
標準
文例 · 用例
」 かしらは、ていねいにおじぎをして、「私は遠方からまいった油商人でございますが、今晩だけ、とめていただけませんでしょうか。
— 三、アリ・ババと四十人のどろぼう 『アラビヤンナイト』 青空文庫
「あああ、まあ、なんてふしぎな油商人なんだろう。
— 三、アリ・ババと四十人のどろぼう 『アラビヤンナイト』 青空文庫
貴方は今日横浜にお出でになって、メキシコ石油商会の競走用モーターボートをお買求めになって芝浦にお廻しになるのと一緒に、横浜を今夜の十時までに出帆する亜米利加と加奈陀と智利通いの船の名前をすっかり調べておいでになるではございませぬか。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
……写真に残っている板看板には、たとえば「帝国製麻株式会社取次店」とか「日本石油商会代理店」とかいう文字が彫込んであったが、それは夕方店を鎖す前に丁稚が軒から取はずし、朝毎にまた軒に取つけるのであった。
— 原民喜 『昔の店』 青空文庫
寝てる間も起きてる間も、算盤玉こばかりはじいていますて」 仙太の父親は、油商売のほかに、高利で金を貸付けていた。
— 矢田津世子 『凍雲』 青空文庫
他のものはワインや蒸留酒商人に同じような商売をしているし、さらに他のものは雑貨商や油商人を相手にしている。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫