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幼気

いたいけ
形容動詞
1
標準
young and sweet
文例 · 用例
老人は頭から代助を小僧視してゐる上に、其返事が何時でも幼気を失はない、簡単な、世帯離れをした文句だものだから、馬鹿にするうちにも、どうも坊ちやんは成人しても仕様がない、困つたものだと云ふ気になる。
夏目漱石 それから 青空文庫
老人は頭から代助を小僧視している上に、その返事が何時でも幼気を失わない、簡単な、世帯離れをした文句だものだから、馬鹿にするうちにも、どうも坊ちゃんは成人しても仕様がない、困ったものだと云う気になる。
夏目漱石 それから 青空文庫
遠くの空を、飛ぶ鳥もいたいけな情け、みちてます。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
いたいけな小鳥の芽生、小鳥の親。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
どうしても工場になくてはならない熟練工や、いたいけない、七ツか八ツの少年工や少女工までが、蒼くなって、どんよりとした、悲しげな眼で、生殺与奪の権を握っている日本人をだまっておがむように見るのだった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
戛々、戛々、父の心臟の上とも知らず、いたいけな娘の歩く音。
梶井基次郎 川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン 青空文庫
そして予想外の好成績で合格しておりました」 そう語り続ける少年の、いたいけな姿を見守って私は深く心を打たれました。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
だが、いたいけなものは欲しい。
岡本かの子 家霊 青空文庫
作例 · 標準
震災のニュースで、親を亡くした幼気な少女の姿が映し出され、多くの視聴者が胸を痛めた。
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幼気な盛りにある子供たちを戦禍に巻き込むような理不尽は、決して許されるべきではない。
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すやすやと眠る幼気な寝顔を見ていると、この平和な日常を何としても守り抜きたいという実感が湧いてくる。
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「こんな幼気な子にこれほど重い荷物を持たせるなんて、あんまりじゃないか」
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2
標準
pitiful
作例 · 標準
保護された子猫は、そのいたいけな姿で多くの人々の心を打った。
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物語の主人公は、戦災で親を失ったいたいけな少女の面影を追っていた。
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雨の中、一人で座り込んでいるいたいけな子供の姿に、思わず声をかけた。
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被災地の映像には、悲しみと不安を湛えたいたいけな子供たちの姿が映し出されていた。
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幼気(いたいけ) — 幻辞.com