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貧村

ひんそん
名詞
1
標準
poor village
文例 · 用例
地租特免になつても、小作ばかりの此貧村の百姓に何のお蔭があらう。
平出修 夜烏 青空文庫
貧村のこととて金借りの連中が多かった。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
しかしこげな山の中の素寒貧村には過ぎた学士様じゃ。
夢野久作 笑う唖女 青空文庫
その村は明治に入ってから出来た新開の村で、子供の頃から私がよく行った時分は貧村であった。
宮本百合子 青春 青空文庫
私が特に農村の副業としてかかる品の発展を熱望する所以は、これによってただに北国の貧村が潤うのみでなく、真に地方的な産物として栄えると思えるからである。
柳宗悦 蓑のこと 青空文庫
その夜はチョモ・ラハリという山際の、ラハムトェという貧村に泊った。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
ただカモかアヒルのように、川の辺や蘆のほとりの貧村に出没しているばかりさ。
大鹿卓 渡良瀬川 青空文庫
山田がその顔を見つめていると、やがて、「だが、わしはこの頃貧村に出没しながら発明したことがある」と目を鋭く光らせた。
大鹿卓 渡良瀬川 青空文庫
作例 · 標準
険しい山に囲まれたその貧村では、わずかな作物で食いつなぐ生活が続いていた。
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若者たちが都会へ流出し、かつての貧村は廃村の危機に瀕している。
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彼は私財を投げ打って、故郷である貧村に学校を建てた。
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