零細農
れいさいのう
名詞
標準
subsistence farming
文例 · 用例
而も夫が、零細農の存在と又それのプロレタリアへの転化とを〔基本条件〕とする日本の資本制の特殊性に基いて、中農・小商人・其他の利害意識と連絡をつけることによって、一種のファシズム・イデオロギーとなるのである。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
その最もいい例は製糸工場紡績工場の女工であって、この日本に特別沢山いて繊維工業の労働力の大半を占めている女工なるものが、正に、他ならぬ農村の、と云って曖昧ならば零細農民の、娘達なのである。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
「半封建的土地所有=半農奴制的零細農耕」という山田氏の日本資本主義の基柢が明治三十年乃至四十年を画して確立されて以来、この型制は永久不変に日本資本主義を運命づける、というのがまず第一に変だというのである。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
作例 · 標準
近代化の波の中で、多くの零細農が立ち行かなくなり、土地を手放さざるを得なかった。
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彼は都会での生活を捨て、自給自足を目指して零細農を始めた。
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その地域の農業は、兼業で営まれる零細農によってかろうじて維持されている。
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