個人展
こじんてん
名詞
標準
one-man exhibition
文例 · 用例
安井氏のを見ると同氏帰朝後三越かどこかであった個人展の記憶が甦って来て実に愉快である。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
個人展覧会は別として、こういう綜合展覧会は結局個性の展覧会である、それだのに個性のない絵を何百も並べては少なくも展覧会の観客の大部分を形成する素人の見物には退屈の外何物をも与えない。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
三枚、五枚、八枚――と彼の画は出来て、春になり、近く都へ出て、個人展覧会を開きたい!
— 牧野信一 『朝居の話』 青空文庫
……書ける、よしツ、何れ、もつと君の画を見てから――」「個人展覧会を先にしようかな。
— 牧野信一 『朝居の話』 青空文庫
(十一月四日)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−大観とユトリロ 横山大観氏の「海と山に因んだ」二十点の個人展を見た。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
その時から五年ほど經つて、神戸で個人展覽會をやつた時、會場であつた青年會館の下の白い道を歩いてゐると、五月のはじめで、パラソルを深くさして歩いてくる女のキモノが遠目にもすぐに「あれだな」と思はせた。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
私の油繪や水彩や草畫の個人展覽會をやつたのは、今からもう十數年前のことで、第一回は京都の圖書館の樓上だつた。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
その頃の個人展覽會で一日數千の入場者があつたことは未曾有だつたし、自分の作品を見に來てくれる人に感謝する心持で興奮して、事務室の窓のところから、蒼い秋の空を見ながら、一所にいつてゐた恩地君や田中君と手を握り合つて涙をこぼしたものだつた。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
作例 · 標準
若手画家の個展が、ギャラリーで開催されている。
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