一死報国
いっしほうこく
名詞
標準
dying for one's country
文例 · 用例
彼はこの主義の為に、一死報国の念に燃えてゐたのであるから、新撰組が単なる非常警察と考へられるのには、大いに不満でもあつたらしい。
— 池田屋襲撃 『大衆維新史読本』 青空文庫
国運を賭してのこの戦ひに臨んで、演劇は正に一死報国を期して起ち上るべきだ。
— 岸田國士 『演劇と政治』 青空文庫
口に一死報国、職域報国を号令しつつ腐敗堕落無能の極をつくしていた軍部、官僚、会社の上ッ方にくらべれば、敗戦焼跡の今日、ごく限られたパンパン男娼の存在の如きは物の数ではあるまい。
— 東京ジャングル探検 『安吾巷談』 青空文庫
自由|之魁・圧制政府顛覆・一死報国のスローガンをかざして、明治十七年九月二十三日加波山に旗上げして一敗した自由党左派の加波山事件は、この村からいって山の反対側にあたる下館を基地として起こった。
— 服部之総 『加波山』 青空文庫
作例 · 標準
かつての戦時下では、一死報国の精神が国民の義務として強く説かれていた。
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「一死報国なんて時代錯誤だと言われるかもしれないが、私はこの国を愛しているんだ」
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古い石碑には、戦地に散った若者たちの悲壮な一死報国の志が刻まれていた。
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