鼻風
はなかぜ
名詞
標準
head cold
文例 · 用例
すなはち私は、いま鼻風邪をひいて、熱も少しあるが、寢るほどのものでは無い。
— 太宰治 『義務』 青空文庫
水菓子屋が鼻風邪でも引いたやうに見える。
— 中原中也 『散歩生活』 青空文庫
怪しからぬのは、鼻風邪ごときで入院して、貴女のお手ずからお薬を、と唸ると云うが、まさかであろう。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
そしてその病人が軽かろうが重かろうが、鼻風だろうが必死の病だろうが、同じ態度でこれに対している。
— 森鴎外 『カズイスチカ』 青空文庫
大沢先生は去年の秋口のある晩のこと、蒲団が薄かったので鼻風邪を引かれたのです。
— 夢野久作 『継子』 青空文庫
やつぱり、鼻風邪位にしか利かない下らない売薬だつたと、思はない訳に行かなくなつたからだ。
— 中戸川吉二 『イボタの虫』 青空文庫
鼻風邪をひいたといつて鼻を鳴らせてゐる。
— 北條民雄 『続重病室日誌』 青空文庫
十一月二十九日◯鼻風邪いよいよひどく、昨夜は枕をぬらした。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
作例 · 標準
季節の変わり目は、鼻風を引きやすいので注意が必要だ。
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彼は鼻風をひいて鼻声になっているが、それでも元気に仕事をしている。
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この薬を飲めば、鼻風の症状が少しは楽になるはずだ。
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標準
snorting (esp. of a horse, cow, etc.)
作例 · 標準
飼い犬は、見知らぬ人に対して警戒するように鼻風を吹かせた。
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怒った闘牛は、地面を掻きながら大きく鼻風を鳴らした。
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「ふん!」と鼻風と共に彼は立ち上がり、部屋を出て行った。
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