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牡鹿

おじか異読 おしか・おか
名詞
1
標準
buck (male deer)
文例 · 用例
汝らが食うべき獣蓄は是なり即ち牛、羊、山羊、牡鹿、羚羊、小鹿、、麈、※、など。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
然りとは雖も、雁金の可懷を射ず、牡鹿の可哀を刺さず。
泉鏡花 月令十二態 青空文庫
その臣の背には獲物の牡鹿が乗っていた。
田中貢太郎 不動像の行方 青空文庫
余は一朝暴風が此平靜な海を吹き亂して雲と相接して居る水平線の先の先から煽り立てゝ來る激浪が此の大箱の懸崖に吼えたけびてしぶきのとばしりが此の青芝へ氷雨の如く打ちかゝる時に牡鹿が角を振り立てゝ此岬に突つ立つ所を想像して見た。
長塚節 鉛筆日抄 青空文庫
牡鹿半島は一望晴朗としてテーブルへ掛けた絨布の如く平らかで且つ青い海の上に低く長く連つて其先端にとがつた金華山が聳えて見える。
長塚節 旅の日記 青空文庫
大工の棟梁らしい男が其牡鹿半島を一々弟子共に指し示して居る。
長塚節 旅の日記 青空文庫
金華山に赴くには、鹽釜より氣仙沼行きの汽船に乘り 鮎川に下り、山一つ越えて、牡鹿半島の最端に出で、二十四町の山雉の渡を渡舟にて渡るなり。
大町桂月 金華山 青空文庫
船首東南を指して、牡鹿半島を左にし、田代、網地の二大島を右にす。
大町桂月 金華山 青空文庫
作例 · 標準
例句