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方違い

かたたがい
名詞
1
標準
setting off the night before one normally would have departed, travelling in a different direction, spending the night there, and leaving for one's destination in the morning (done to avoid travelling in an unlucky direction; a common practice during the Heian period)
文例 · 用例
江崎とみ、と女名前、何でも持って来いという意気|造だけれども、この門札は、さる類の者の看板ではない、とみというのは方違いの北の廓、京町とやらのさる楼に、博多の男帯を後から廻して、前で挟んで、ちょこなんと坐って抜衣紋で、客の懐中を上目で見るいわゆる新造なるもので。
泉鏡花 葛飾砂子 青空文庫
かかる方違い、方塞がりを忌み嫌うことは、元来シナより伝わりたるに相違なきも、わが国にてもずいぶん古代より行われたるように見ゆ。
井上円了 迷信解 青空文庫
作例 · 標準
陰陽道の教えに従い、北の凶方位を避けるために一晩だけ別の屋敷へ移動して方違いを行った。
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平安時代の貴族にとって、方違いは日々の行動を厳しく制限する非常に重要な生活習慣だった。
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「あいにく今夜は方違いをせねばならぬので、そちらの宴には伺えませぬ」と断りの文を送る。
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物語の中で主人公が方違いをする場面は、当時の人々の信仰心や不自由さを如実に物語っている。
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