何によらず
なにによらず
表現
標準
in all respects
文例 · 用例
また少し種類が違っているが、品物を集めるのではなくて、古い書物や論文を愛読してその中からその価値の如何によらず人のあまり知らぬ研究や事実を掘出して自ら楽しみまた人に示すを喜ぶ趣味もある。
— 寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』 青空文庫
骨董の佳い物おもしろい物の方が大判やダイヤモンドよりも佳くもあり面白くもあるから、金貨や兌換券で高慢税をウンと払って、釉の工合の妙味言うべからざる茶碗なり茶入なり、何によらず見処のある骨董を、好きならば手にして楽しむ方が、暢達した料簡というものだ。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
故に何によらず分福の工夫に疎にして人の上に立つことは甚だ難いのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
何によらず精粗の差たるや實に大なりである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
骨董の佳い物おもしろい物の方が大判やダイヤモンドよりも佳くもあり面白くもあるから、金貨や兌換券で高慢税をウンと払つて、釉の工合の妙味言ふ可からざる茶碗なり茶入なり、何によらず見処の有る骨董を、好きならば手にして楽しむ方が、暢達した料簡といふものだ。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
此の際、三井寺方の申条に対し瞋恚を抱き、喧嘩、強訴、仕返し、その他何によらず殺伐なる振舞いを企つるものあらば、屹度そなたから留めて貰い度いのじゃ。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
その後で、女は少女といっしょに引込んでいったが、すぐ少女に茶菓を持たしてよこして、「旅人の心に欲する物があれば、何によらず望みをかなえてやる」 と言わした。
— 田中貢太郎 『碧玉の環飾』 青空文庫
又監督はその能の舞台面に於ける凡ての欠点を、謡、舞、囃子、装束、道具、その他何によらず出来るだけ眼に付かぬように正さねばならぬ。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
作例 · 標準
何によらず、初心を忘れないことが大切だ。
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彼は何によらず几帳面な性格で、デスクもいつも綺麗だ。
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何によらず一番を目指す彼の姿勢には圧倒される。
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