民部省
みんぶしょう異読 たみのつかさ
名詞
標準
Ministry of Popular Affairs (1869-1871)
文例 · 用例
はては朱雀門、大極殿、大学寮、民部省まで移りて、一夜の程に塵灰となりにき。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
そして遂には朱雀門や大極殿、大学寮、民部省等の重要な建築を一夜の中に尽く灰塵としてしまった。
— 鴨長明 『現代語訳 方丈記』 青空文庫
我輩は太政官に政表課があり、また津田真道先生が政表学なる語を用いられた事を記し、岡松径君は「統計集誌」上に政表なる訳字は杉享二先生の選定せられたもので、文書に見えたのは、明治三年同先生が民部省へ提出された答申書を始めとすと記された。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
秘密を守ってもらわなければ困る」「なんなりと、私で、できますことならば」「わしが民部省に勤めていた頃、もう二十年も前だから、権書記じゃ。
— 吉川英治 『かんかん虫は唄う』 青空文庫
作例 · 標準
明治初期の行政制度を調査する中で、短期間ながら存在した民部省の役割の重要性に気づいた。
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「民部省が廃止されて大蔵省に統合された経緯を、もう少し詳しく調べてみよう」
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教科書の年表には、維新直後の混乱期に設置された民部省の名前が記されている。
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標準
Ministry of Popular Affairs (under the ritsuryō system)
作例 · 標準
律令制において、民部省は租税や戸籍の管理を司る、非常に強大な権限を持つ機関だった。
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「大宝律令の解説書によると、民部省の下には主計寮や主税寮が置かれていたんだね」
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時代劇の中で、民部省の役人が村々の年貢の取り立てを厳しく命じる場面が描かれていた。
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ウィキペディア
民部省(みんぶしょう、たみつかさ)とは、律令制下の八省の一つ。財政・租税一般を管轄し諸国の戸口、田畑、山川、道路、租税のことを司る。財政官庁として他に大蔵省があったが租税や租税関係の戸籍はこちらが取り扱ったため大蔵省よりも重視された。ちなみに戸籍のうち姓氏などは治部省の管轄である。
出典: 民部省 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0