雑集
ざっしゅう
名詞
標準
文例 · 用例
栗田一夢の「天明雑集」を見ると、足立郡新井方村百姓市兵衛の伜新助、すなわち、例の稲葉小僧新助がこの大伏樋を利用して、自在に活躍している。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
俳諧寺一茶の『方言雑集』の中にも、ちょうどあの人を咏じたような、一章の臼唄を書き留めている。
— 野草雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
一茶の『方言雑集』にオバチコとあるのが、多分北信の例であろう。
— 柳田国男 『こども風土記』 青空文庫
さうして鋪道のある街街には、靜かに音もなく、夢のやうな建物が眠つてゐて、秋の巷の落葉のやうに、閑雅な雜集が徘徊してゐる。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫