幻辞.com

万雷

ばんらい
名詞
1
標準
heavy thunder
文例 · 用例
菊花壇、菊先乱発、二尺玉、三尺玉、大菊花壇、二百発三百発の早打、電光万雷、銀錦変花、菊先錦群蝶、青光残月、等等等。
北原白秋 木曾川 青空文庫
万雷波に躍りて、大軸を砕くとひびく刹那に、名にしおふ黄海の王者、世界の大艦もくづれ傾むく天地の黒※裡、血汐を浴びて、腕をば拱きて、無限の憤怒、怒濤のかちどきの渦巻く海に瞳を凝らしつつ、大提督は静かに沈みけり。
石川啄木 青空文庫
美しい娘が、きらびやかな男姿のユニフオームをつけて競馬場に現れると観衆は万雷の拍手を浴せて、しやにむに彼女に投票を送つて、恰でレビウ見物のやうな騒ぎに酔ふのであつた。
牧野信一 南風譜 青空文庫
ここに於てか電火ひらめき、万雷はためき、人類に対する痛罵、宛も薬綫の爆発する如く、所謂「不感無覚」の墻壁を破り了ぬ。
上田敏 海潮音 青空文庫
汽車は間もなく噂の大渦を横切つて小田原へ達し、大祭の提灯行列、更に真鶴に延びて大花火の万雷は空を覆ひ、沿線の春秋は三年、四年の年月を鬨の声を浴びて、興奮の竜巻の中を邁進した。
牧野信一 熱海線私語 青空文庫
万雷の落ちるような大拍手、大喝采が場内を狂い渦巻いた。
夢野久作 二重心臓 青空文庫
とつぜん、万雷の響を発し、地震かと思われる震動に、折竹が寝嚢からとび出した。
遊魂境 人外魔境 青空文庫
満廷の群臣色を喪い汗を握る暇もなく、皇帝震怒、万雷一時に激発した。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
作例 · 標準
突然の雷鳴に、彼は身をすくめた。まさに万雷の轟きだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
遠くで万雷の音が響き渡り、嵐の接近を知らせた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
スタジアムに万雷の歓声が響き渡った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash